【感想】ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士

ルルドルフ春眠日記

都内で気ままに投資とラノベの感想やらを綴る

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士

   

ラスボス撃破まで約49時間でクリア

システム

プレイするのはアトリエシリーズではPS3で発売されたロロナのアトリエ以来。
なので、どうしてもロロナのアトリエと比べてしまうのだけど正直ロロナのアトリエと比べると、とても遊びやすくなった。
まず、戦闘が古くはエリーのアトリエの初期作品からすると格段に楽しくなった。
単純なコマンド方式だったのがちゃんと左に行動順の概念が追加されてる。
ブレイクと言う概念が実装されていて攻撃したりするとブレイク値がたまってゲージが貯まると
スペシャルなパーティー攻撃が発生する。
これのお陰で硬い敵もアイテムなんかを駆使してブレイク値をためて攻撃すると言う戦略が増えて戦闘の幅が増えた。
また、ロロナのアトリエではものすごく面倒だった探索からアトリエに帰ってきた後のコンテナが
自動的に保管されてめちゃくちゃ便利になった。
あと、1番有り難いのはマルチエンドではなくなったのとラスボスを倒した後もエンドレスでプレイできるので
周回して同じイベントを見せられることもなくなった。
そのせいで1プレイあたりのプレイ時間が長かったけどサブキャラのイベントが充実してるおかげでまったく飽きさせない作りになっている。
今作はレベルが20でカンストされるけどその後アビリティを好きに付けられるようになる。
好きなステータスを伸ばすことができたり、便利なスキルを取得できる。
おかげで、キャラクターに個性が付けられる。
ここまで、ベタ褒めだが結構厳しいと思ったのは図鑑埋め。
最初の頃は適当にプレイしたり図鑑のヒントだけでガンガン図鑑が埋められるけど途中から攻略サイトを見ないと図鑑が埋められなくなってくる。
と言うのも図鑑を埋める条件が他のアイテムの調合によるステータスの偏りで閃くことが多い。
図鑑のヒントだけだとどこを伸ばせばそうなるのかがかなり分かりづらい。
ここはちょっと残念な点である。

CG

今回もゲームの雰囲気とイベント絵と普段の3Dモデルのバランスが非常に良い。
あと、ソフィーの衣装と、人形化した後の衣装が変更できるのも素晴らしい。

音楽

ゲームの世界観とマッチしていて全体的に優しい雰囲気のメロディーが多い。
個人的にはドールメイクしてる時の歌が1番好き。

シナリオ

シナリオのメインは喋る本との出会いからその本の失われた記憶を取り戻して
いくうちに重大な事件に巻き込まれていくと言うのが本筋のストーリー。
登場人物は仲間になるサブキャラも含めて基本的にまっすぐな人物ばかりでほんわかしている。
メインのシナリオも、サブキャラのシナリオもそこまでハラハラドキドキするような話とかないけど
普通に面白く進められる。
因みに、無料のDLCで次回作へ続くシナリオが配信されている。
発売から1年も立っている頃に配信されたと言うから驚きだ。

感想

実は、アトリエシリーズってエリーのアトリエが初めてシリーズ初プレイとなる作品となる。
その頃から戦闘とか単純だしアイテムクリエイトは難しいし敵は強くて全然面白くないと言う印象が強かった。
でも、このソフィーのアトリエを遊んで初めてアトリエシリーズが本当に文句なしに面白いと感じた。
戦闘も普通のRPGのようにアイテムだけの単純な強さだけではなくなったことで仲間のステータスを伸ばす余地や、
単純なコマンド方式じゃなくなったので考える余地がでてきた。
その御蔭で、ちゃんと先に進めるようになった。
敵が固くても難易度をいつでも変更できるから初心者でも挫折しにくい。
過去作でアトリエシリーズがつまらないと感じた人にこそ是非ともプレイしてみて欲しい一品に仕上がっている。
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