【感想】腐り姫

ルルドルフ春眠日記

都内で気ままに投資とラノベの感想やらを綴る

腐り姫

   

システム

完全なループものでしかもループ1週目や2周目には「記憶を失う」と言うリセット機能を利用しないと戻れない仕様となっている。
ただ、選択肢はあんまりないのでループが大変すぎたこの世の果てで恋を唄う少女YU-NO みたいではないので安心できる。

CG

昔のゲームだから解像度がまったくたりていない。
それを覗いたら今どきの萌ゲーとは一線を画したノスタルジックな絵柄でなかなか味わいがある。

音楽・声優

昔のゲームなので残念ながら部分ボイスとなっている。
それ以外はみんなうまい。
蔵女と言う見た目幼女なのに精神年齢が老齢なキャラの中の人とか素晴らしい演技。

シナリオ

テーマが近親相姦と言うだけあって登場人物みんな割とイカレ具合がなかだ。
妹の簸川樹里は兄が好きすぎて犬さえも殺すと言う鬼畜っぷり
義理の母の簸川芳野は再婚相手の主人公の父親に対して満たされない思いを主人公にぶつける。

感想

いろいろと退廃的でチャレンジあふれる作品だけどなぜ蔵女の正体を宇宙人としてしまったのだろうか?
そのせいでいままでの積み重ねが台無しになってしまったように思える。
その点だけが残念だ。
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