【感想】よるのないくに

ルルドルフ春眠日記

都内で気ままに投資とラノベの感想やらを綴る

よるのないくに

   

プレイ時間6時間ほどすすめた。

システム

実はこれ騙されたんだけどこのゲームRPGと書いてあったので普通にRPGかと思ったけどどちらかと言うと
アクションRPGだった。
基本的にマップが用意されていてそのマップをボタン連打して進んでいく。
アクションRPGと書いたがイメージ的にイースシリーズのようなギミックがあるわけでもない。
マップにギミックとかもほぼなく1本調子でボタン連打で敵を排除できる。
これが非常に退屈で飽きてくる。
使い魔のようなものをお供に付けられる要素もあるけど上記のとうりボタン連打でどうにかできるのでこの使い魔を
集めたり成長したりを考える必要もない。
また、闘技場の要素もあって戦闘に対してお題がありそれをクリアしていくと言う要素もあるが
これもまた強くなる必要性を感じないので闘技場を無理にプレイしようとは思わない。

CG

非常に元のイラストの雰囲気を壊さないようなグラフィックになっていて素晴らしい。
元のイラストもかなり淡い雰囲気でキャラも可愛いしこのゲームのもっとも良い点。

音楽、声優

音楽と声優はなかなか良いけどシナリオが薄っぺらいので
曲がまったく響かない。

シナリオ

シナリオがこのゲームでもっとも破綻していると言っていい。
親友の命か世界の運命かを主人公が選ぶと言うシナリオなんだけど
RPGなのに基本的にホテルの中だけしか自由に移動できない。
と言うよりこの世界の登場人物がホテルの支配人と親友と主人公と2人の協力者しかいない。
所謂、NPCと言うキャラが一切登場しない作りになっている。
そのせいで、世界が終わると言うことは会話からわかるけどそれに対する
悲壮感とかまったく伝わらない。
1場面、1場面主人公と親友が突然踊るシーンが挿入されたり
見せ場だけが盛り込まれてるがそこに至る背景が一切ないので

感想

評判が悪いのは知っていたけどこのゲームの場合ゲーム性がどうこうと言うよりも
シナリオが薄っぺらすぎてすべてが台無しになっている感じがする。
なにより、世界が終わると言う悲壮感一杯の設定なのに自由に動きまわるところがホテルしかない。
と言うのがRPGとしては致命的すぎた。
個人的にはシナリオがつまらないゲームはすすめるのがかなり辛いので恐らくこれ以上プレイしない予感がする。
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