車輪の国、向日葵の少女 レビュー
ようやく、終わりました。本当は長いはずなのにあっと言う間に終わった気がする。
システム
別に特に不自由はないと思う。スッキップも高速だしバックログもあるし、ただ一ついえることはエンディングは一度クリアしたら飛ばせるようにし欲しい。スタッフロールなんてそう何度も見たいものじゃないしね。あと、一応攻略ヒロインが4人いるのだがこのゲームは章仕立てになっていて章ごとでメインヒロインというか主役が変わっていくという形式になっているためか完全に1本道くさいのに無理やりエロイシーンを入れたいもんだからEDを4つにしました感が否めない。潔く1本道にして最後に全員分のエピローグを見れるように工夫したほうが親切だと思うのだがね。
音楽
主題歌、挿入歌、エンディングともに片霧烈火さんが歌っています。まあ、特に可もなく不可もなくって感じですね。
絵
綺麗だと思います。典型的に今時のギャルギャルしたゲームって感じの絵です。
シナリオ・感想
前回のゲームプレイ日記でも書きましたがヒューマンドラマの名に相応しく、看板に偽りないしだと思います。私はま涙もろいのであんまりあてになりませんけど2章なんて始終泣き続けていました。あんまり詳しく書くとネタバレになっていまうんであれですが今までの泣きゲーでどうも人死にや奇跡にたよりっきたシナリオが多い気がしますがこれは設定自体はありえないことだけどでも、根底にあるテーマは人が人生のうちに何度も体験したり悩んだりするんじゃないかと思います。
それは、弱さだったり決断力のなさだったり何度も自分の弱さや醜さを嘆いたり後悔したりすることこのゲームのシナリオはそれを描くのがとてもうまいです。
私は割りと自分の弱さに後悔しているタイプなのでどうしても2章のヒロインと重なる部分が多くて夜中に泣きまっくました(笑)。
一見、ギャル臭が溢れるゲームですが敬遠することなく多くの人にプレイしてもらいたいゲームです。私の中ではもはや殿堂入りしましたね。
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