ゆらゆらと揺れる海の彼方〈5〉
2016/04/09
あらすじ
バストーニュに内乱が勃発してラシードたちも巻き込まれ決死の逃避行をする話
感想
この巻、誰かさん(王様)のせいでいらいらしっぱなしである。人望が薄いだの無能だの自分の足で立つ努力もしないでわめくばかりである。
だからこそ、豪胆ではないけれど芯はしっかりしているシグルドが目立つわけだ。今回ばかりは、某小説のように主人公サイトが死ぬかと思った。
ただ、残念と言うべきか私の理解力がとぼしいせいなのかわからないが、ジェラのとった先方である樽の話がよくわからなかった。なんで、命令が錯綜したんだろうか?
評価★★★★/5
- 作者: 近藤信義,えびね
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/07
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (25件) を見る