がるぐる!〈下〉―Dancing Beast Night - ルルドルフ春眠日記

ルルドルフ春眠日記

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がるぐる!〈下〉―Dancing Beast Night

   

あらすじ

日本から捨てられたおかげで無法地帯と化していた島に再び金島銀河が現れ爆発が起こり殺人鬼霧島八雲があばれて結果東と西が一触即発な話

感想

う~む、上巻が結構楽しく読めていたのだがどうしたことか、あまりおもしろくない。確かに登場人物はとても魅力的だし探偵兄弟も好きだし殺人鬼のから回りっぷりも楽しい。だが、なんだか面白くない。

その理由を私なりに考えてみると、前作以上に視点が定まっていないおかげで話が飛んでいる。複数視点の小説は大まかな流れとなる本筋が面白くないと微妙になっていく。本筋は東と西の抗争と金島銀河の絡みなのだが視点が分散すぎて1つ、1つは楽しいのだがどうも良いとこでしり切れになってしまう。シリーズ最終巻なのに残念。

評価★★/5

がるぐる!〈下〉―Dancing Beast Night (電撃文庫)

がるぐる!〈下〉―Dancing Beast Night (電撃文庫)

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