【働き方がわかる!】この世でいちばん大事な「カネ」の話

ルルドルフ春眠日記

都内で気ままに投資とラノベの感想やらを綴る

この世でいちばん大事な「カネ」の話

   

あらすじ

「毎日かあさん」でおなじみの作者が送る幼少時代から現在まを振り返るお金に
纏るエッセイ集

感想

「毎日かあさん」の存在は知っていたけど読んだことはない。
注意したい点はエッセイ集であってエッセイ漫画ではないと言うこと。
(作者は漫画家なのでコミックエッセイかと思った。)

幼少時代からボロ家で暮らし勉強もスポーツも駄目だった作者がどうやって
現在までの道のりを過ごして来たのかと言うお金の話と言うよりはお金を通して
学んだ作者の人生観みたいなそう言う話。

幼少の頃貧乏な街で暮らす作者が住んでいる街で誰もが自分の将来の行く末がほぼ
定まっていてこの街を出たいと願い大学生受験を間際にギャンブルで溺れて
他界して母親がなけなしの100万円を託して美大受験を目指すまでの過程は
結構胸にくるものがある。

美大に通いながら少しづつ稼げるようになった作者の言葉で「お金を得ると言うことは自由を得ること
「夢を叶えることは難しいがその仕事で食えるようにすることはできる」と言うのは思わずなるほどなあと感じた。
たとえば、作曲家になりたいと言う夢を持っていたとして作曲の仕事で1ヶ月に30万円稼ぎたいと目指して
自分に足りないものを何かとか、どうやったらその仕事で稼げるようになるのか?
と言うのはものすごく働き方として考えさせれれた。
まとめ
カネの話と書いているがどちらかと言うと仕事で悩んだた時、お金がなくて貧乏で苦しんでいるときに
どう生きるかと言う作者の体験を通してメッセージが沢山詰まった1冊。
評価
☆☆☆☆☆/5
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