卑怯者の島 - ルルドルフ春眠日記

ルルドルフ春眠日記

都内で気ままに投資とラノベの感想やらを綴る

卑怯者の島

   

あらすじ

太平洋戦争のまっただ中、軍神と故郷を送り出された
主人公は敵陣から背を向けてひたすら逃げ惑ってしまい卑怯者と
自分を蔑む日々の話

感想

過去の漫画で成功した大御所って何故か近年漫画を書かなくなる。
鳥山明しかり、江口達也しかり。
そう言う意味ではしっかり漫画を書き続ける小林よしのりは素晴らしい。
さて、本作は太平洋戦争を題材とした話。
太平洋戦争で激しい攻撃を受けてもはや末期状態のとある島での話。
ひたすら生き延びることに執着する。
部下に死んでも戦えと命じた隊長が弟だけ生き延びろうと言う。
とにかく、卑怯者と呼ばれてあがく主人公の心情が様々と見せつけれる。
ゴーマニズム宣言とも違って心理描写がすごくよく描けていた。
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