煌夜祭
あらすじ
1年に1度語り部と呼ばれる世界各地を旅して物語を集める人が焚き火を囲み物語を奏でる祭りそれが煌夜祭
感想
読了後まず思ったのは童話のようだと言うこと。基本的に短編集という形式をとっているけれど最終的には1つのテーマ
に通じている。この世界は魔物が蔓延る。RPGなんかによく出てくる敵キャラ。
だけど、この世界には魔物なぜ生まれてくるのか?といった悲哀に満ちている。
古きよき童話的古典臭がする本だけど面白かったし胸にぐっとくるものがあった。
なにより、あとがきがとても好きだ。小説家になりたくて夢を追い続けた作者ならではではないだろうか?
評価★★★★/5
- 作者: 多崎礼,山本ヤマト
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 新書
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