タザリア王国物語 影の皇子 - ルルドルフ春眠日記

ルルドルフ春眠日記

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タザリア王国物語 影の皇子

   

あらすじ

子どもだけで暮らすスラム街で毎日盗みに明け暮れてる少年ジグリットはタザリア王国の皇子と顔がそっくりなことが発覚し影武者として王宮に行くことになった話

感想

皇子と顔がそっくりという題材は有名な童話「皇子と乞食」を髣髴させる。事実、この本は古き良き古典臭が随所に漂っている。

けど、お約束的な古典劇にも関わらず面白いのは飽きさせない展開と主人公ジグリットの感情の変化に一喜一憂してしまう点だと思う。

それにしても、この本に登場する意地悪なお姫様はもう意地悪と言う枠を超えてSなんじゃないかと思うよ。

評価★★★★★/5

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