アウトニア王国人類戦記録5 でたまか 長嶺来光篇 - ルルドルフ春眠日記

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アウトニア王国人類戦記録5 でたまか 長嶺来光篇

      2016/06/20

あらすじを簡単に紹介すると長い間憎しみあっていたローデスとマザガン帝国はザナックスという未知の宇宙人のために停戦を結び力をあわせて人類最後の最終決戦に望もうとしていたってかんじの話です。まあ、15巻目なのにこっから読む人なんていないと思うが。

ついにでたまかも最終巻をむかえました。長かったな。本当に。最後らしくめちゃ分厚い。とはいえ終わりのクロニクルほどじゃないんですけどね。しかし、人類対ザナックス。作者の言うとおり主人公だけの1人証視点を離れているのでこの世界に生きるすべて人がこの戦いに何を思い何を夢見て死んでいったのかという壮大なスケールで描かれています。最後まで行くと本当に何も言うことはないなあって思います。この作者らしく意外な終わり方だったし。

ただすごく残念のなのは最後のエピローグが数ページで終わってること。本当、マイドやケルプやコットン、ワタルのみんなはどうなったの??というかんじです。

やっぱり、外伝でもいいからフォローして欲しい。

★★★/5

アウトニア王国人類戦記録5 でたまか 長嶺来光篇 (スニーカー文庫)

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