ニライカナイをさがして
2016/04/09
あらすじ
どこにでもいる普通の高校生拓朗は、カフェで人気アイドルのポスターの悪口を言ってたら本人に聞こえていて成り行きでアイドルと沖縄に行くという話
感想
読み終わって真っ先に思ったことはまるで「7月7日晴れ」のようだなということ。
知っている人は知っている観月ありさが主演していてドリカムの同名の歌が主題歌なやつです。だから、話としてはとても古典的。
古典的すぎてたぶんこんな話は少ないんじゃないかと思う。だが、こんな古典が好きだ。我侭で理不尽で性格極悪でだけど時折見せる沈んだ横顔。それが、どうしようもなく惹かれる。ただ、難を言えば主人公は普通の高校生で良かったんじゃなかろうか。実は、○○という設定いらない。普通の等身大の高校生の方がね・・・。
評価★★★★/5
- 作者: 葉山透,山都エンヂ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2005/12/10
- メディア: 文庫
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