加奈 ~いもうと~
約6時間ぐらいでクリア。
システム
バックログ、音声再生、既読スキップとひととり揃ってる。
あえて、言うなら既読スキップはもう少し高速でもよかったかも。
PSP向けに16:9にできる機能かがある引き伸ばされてるわりには
違和感がなくて○。
音楽・音声
加奈の声は小林沙苗に変更されていて最初プレイ前は
ジェミニとヒカルの碁のイメージが強すぎて大丈夫かな?と思ったけど
杞憂に終わった。
死への恐怖や生きることの前向きさとか難し役どころを見事に演じていた。
ただ、新規以外の主題歌が曲はいいけど歌ってる人が悲しいぐらい下手だった。
CG
お世辞にも綺麗とか言いがたいCGである程度リファインされていても
骨格とかデッサンとか気になると思う。
あと、新規に追加されたイベント絵が誰やねんって突っ込みたくなるくらい
違うのも仕方がない部分があるとは言え、それだったPS3のWHITE ALBUMみたいに
新規書きなおしたらいいのにと思う。
シナリオ
病弱な妹とその兄との間の世界がすべてと行っても過言ではない
くらい二人の物語。
一応、兄と妹の間の恋愛的な要素も描かれてるけどやっぱり
メインは余命いくばくもない加奈の生き様や末期癌の叔母など
生きること、死ぬことを全面的にテーマを掲げてるだけにあって
萌え要素とか皆無に等しい。
たとえ、加奈が死ぬんだろうなと分かっていも最後はめちゃくちゃ泣けた。
というか、私は叔母のシーンも泣いてしまった。
感想
絵もお世辞にも綺麗とは言えないし、口ぱくもしないし立ち絵は一切動かないし
音楽も地味だし話も始終くらいし6時間でコンプできるぐらい短いけれど
それでも、シナリオは今やってお色褪せないぐらい素晴らしいと思う。
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