彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計
あらすじ
久しぶりに王都に正月の挨拶をしに帰ってきた秀麗は茶州再生計画のために許可をもらおうと工部省へ行くが相手なされない話
感想
今回は、秀麗の今までの苦労の真価が発揮されるところを重点に描かれていた。個人的には内面の美しさが外面ににじみ出るという点に大いに賛成である。人間的にも一皮向けた秀麗に王らしくなればなるほど孤独になっていく様や結婚話が裏で動くなどなにやらきな臭い話もてんこ盛り先が大変気になる。ネタを出し惜しみせずこの調子で動いてくれるなら素晴らしい大河ドラマになるだろう。
評価★★★★★/5
- 作者: 雪乃紗衣,由羅カイリ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/07/30
- メディア: 文庫
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (71件) を見る