劇場版 若おかみは小学生! - ルルドルフ春眠日記

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劇場版 若おかみは小学生!

   

テレビシリーズは見ていてNHKならではの良質で面白いアニメだなと思っていたけど劇場版それ以上の出来だった。
キャラデザはテレビシリーズとは違うし、テレビシリーズの続きものでもない。
おっこが春の屋にやってくるシーンからスタートする。
ちなみにテレビシリーズからずっと違和感を感じていた点がこの劇場版では解消されている。
おっこは小学6年生にして交通事故で両親をいきなり亡くしてしまうところからスタート。
普通に考えて落ち込んだりするのにやたらと元気と言う違和感。
この劇場版ではおっこは両親が死亡したことを知ってはいても心の底では現実として受けいれて
いなかったからこそ元気だった。
まあ、幽霊がそばにいたと言うこともあるけど。
わずか、90分足らずで違和感がないぐらい両親との本当の意味での離別。
若女将としての成長物語を見事に詰め込んでいて久しぶりの傑作だった。

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