少女不十分(3)
あらすじ
明らかに不在な両親などおかしなことがあるこの家の内情に踏み込めない主人公の話
感想
実はこの終盤あたりでこの小説事態挫折してしまったから結末は知らなかった。
少女Uを縛るものは1冊のノートだった。
あんまり、直接的な描写に重きを置いていないけど少女Uは両親に虐待を受けて
1冊にまとめられていたノートに沿った行動をしていただけだった。
そして、両親は喧嘩の末に殺し合った。
すべての真相が明らかになったところで少女Uを主人公引き取りますとか
そんなことにもならず真相が明らかになったことで主人公と少女Uの人生に交わることはない。
と言う結末だったあまりにも身も蓋もないので最後に特になにか当時のことを触れるわけではないけど
一人の編集者と小説家の邂逅で終わるシーンは後味がよくてすっきりした。
小説はかなり心理描写が退屈だったけど「さんかれあ」の作者が漫画家したことにより絵も綺麗だし心理描写もくどくならずとても読みやすかった。
小説版に挫折した人にはおすすめ。
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