プシュケの涙
2016/04/12
あらすじ
夏休みの補習の日一人の少女が学校で飛び降り自殺をした話
感想
最初飛び降り自殺した少女の死の真相を学校一の変わり者由良が
執念じみて操作していた。
だけど、この話は死の真相が語られた後の死んだ女の子の過去を振り返る
話が秀逸だった。
また、電撃文庫にしてはめずらしく挿絵と言うものはほとんどなく
それが作品のカラーとよく合っている。
ただ、帯のあおり文句である「ひとは誰でも誰かを好きになることはあるわけで・・・」
は何か違うような気がするけど、久しぶりに普通の話で良作。
評価
★★★★★/5
- 作者: 柴村仁,也
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/01/07
- メディア: 文庫
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