扉の外
2016/04/12
あらすじ
修学旅行へ行ったはずの千葉紀之はいつの間にかクラスメート全員と宇宙船に閉じ込められてAIの言われるがままに生活
するのが嫌な千葉紀之は飛び出してしまった話
感想
金賞受賞作品と言う事でなんとなく買ってみた。中々、魅力的な設定の中妙に集団心理的な要素をこねくり回した哲学要素が散りばめられていて
意欲的な作品だと思う。頭を使って考えるボードゲームな要素も楽しい。
ただ、残念なことを言えば最後がなんだか物凄く途中で投げ出したかのように終わってる点かと思う。
結局、最後まで読んでも多くの謎を置き去りにしたまま終わったしね。
とは言え、次のラノベ杯の新人部門があるのなら間違いなく押したくなる作品だ。
評価★★★★/5
- 作者: 土橋真二郎,白身魚
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
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