【感想】君が電話をかけていた場所

ルルドルフ春眠日記

都内で気ままにラノベの感想やらを綴る

君が電話をかけていた場所

      2017/05/10

あらすじ

幼少の頃より大きな痣がある主人公はそれがいつもからかいの対象となっていた。
そんな小学生のクラスメイトの女の子だけは気にせずに話かけてくれていた。
やがて、高校生になり電話ボックスに電話がかかってきてその電話の主が痣を消してあげると言う取引を持ちかけてくる話

感想

上下巻の構成になっているのだけど「君が」と「僕が」で上下巻となっているのが分かりづらいけれど
別視点構成だとかではなく思いっきり中途半端なところで終わっているのでかならず2冊読む必要がある。
最初の冒頭を読んでいた頃主人公とその主人公を取り巻く環境がやたらとやさぐれていると言うか荒れていて
読んでいて普通に暴力とタバコと酒が登場して面食らった。
それでいて主人公は一念発起して地元でも有数の進学校に入学したと言うのが違和感を感じる。
謎の人物から小学生の頃仲良くしてくれた女の子と両思いになれるかかけてみて賭けにかったら
頬の痣を永遠に消してもらえると言うもの。
ところが痣が消えてから実は憧れていた女の子とはクラスメイトであることが分かる。
あんなに明るく、元気だった女の子は中学生頃から痣が突然発生しすっかり塞ぎこんでしまう。
そこへやたらと主人公に話かけてきて好意を持っているもう一人のヒロインが登場して三角関係に陥る。
自分への評価がやたらと低いが故に2人の間でモヤモヤしているところで上巻が終了する。
しかし、物語全体でやたらと登場する人魚伝説の話がまさか最終的な落とし所に絡んでくるのは思いもよらなかったな。
読了後も爽やかで青春ものとしては面白かったのだけど賭けをしかけて理由がいまいち弱かった点がちょっと残念。
評価
☆☆☆/5


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