【感想】うたわれるもの 二人の白皇

ルルドルフ春眠日記

都内で気ままに投資とラノベの感想やらを綴る

うたわれるもの 二人の白皇

   

約46時間ほどでクリア。
ムネチカの試練はすべてクリア済み。

システム

初代うたわれるものから比べて格段にSRPGパートが強化された。
難易度普通だとかなりゴリ押しでクリアできるけど難易度難しい
だと詰将棋のごとく考えていかないとクリアできない。

今回から、紅白試合(フリー戦闘)とムネチカの試練が追加された。
特に、ムネチカの試練は詰将棋集みたいなつくりになっていて限られた手数でクリアしていく様がなかなか面白い。
このモードのお陰でキャラの特徴なんかがすごくわかりやすくて実は考えたらもっと効率よく戦えることが分かるチュートリアル的な位置づけにもなっている。
前作はキャラの特徴とかまったく分からずにゴリ押しでクリアしてしまった。
新たに加わった挟撃モードが加わってより戦闘に深みがました。

CG

これに関しては流石に前作の開発が終了してそんなに間がないのでまったく前作と一緒かな。

音楽

今回もOP曲が素晴らしい。
あと、戦闘が盛り上がるシーンに初代うたわれるものの挿入歌とかが適切に入っていて
ものすごく盛り上がる。

シナリオ

偽りの仮面のときは分割商法と叩かれていたけど今回ものすごくボリュームがあった。
だからこそ、分割は仕方がなかったし「偽りの仮面」と言うテーマ性を持たせるためにも
あの衝撃の最後で終わらせるのは正しかったと二人の白皇をクリアしたから思える。
「偽りの仮面」ではぐうたらしていたハクが今回は基本的にほぼ最後までオシュトルモード
になっていたのでかなりシリアスに進む。

そんな中でも笑えるシーンも相変わらずあるが。
「偽りの仮面」だとやたらと登場した食事シーンとお風呂のシーンが少なくなって
中だるみしていた感じもなくてシナリオは前作の1.5倍ほどになっていても最後まで
ダレることなく止め時がないぐらい一気にやってしまった。

それぐらい面白くなっているので「偽りの仮面」の中だるみがつまらなかったと言う人も
是非とも最後までクリアして欲しい。
因みに、今作は間違っても第1作未プレイで、「偽りの仮面」からしかやったことが
ないと言う人は間違いなく魅力が半減してしまうので注意したほうが良い。

感想

ここからネタバレ。

ハクがチリになって消えていくシーンは本当に泣けた。
最近、泣けるゲームって少なくなっているか余計に新鮮に感じる。

あれだけ沢山のキャラが登場すると影が薄いキャラとか一人や二人はいるけど
うたわれるものに関してはシリーズ一貫して影の薄いキャラがいなかったな。
二人の白皇と言うタイトルからハクオロは登場するのか?とか
エルルゥは今度こそ登場するのか?とかモヤモヤしていたけど
ちゃんとハクオロも登場してエルルゥも登場して第1作目からプレイしていた身として
すごく嬉しかった。

第1作目で封印されて今生の別れとなってしまったけれど今作でただの人間と
なったハクオロとエルルゥが社からでてくるあたりとか最高だ。
今作の二人の白皇はハクオロの代わりに神となったハクで二人の白皇と言う解釈もできるし
トゥスクルとヤマトで恒久的な和平条約を白皇の名にかけて誓うシーンがあるけど
二人の白皇だと言う解釈もできる。

ハクは1作目と同じ状態になってしまったけどまたいつの日かクオンとハクが再会できると
信じてと言う余韻に浸れる。

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