【感想】少女椿

ルルドルフ春眠日記

都内で気ままにラノベの感想やらを綴る

少女椿

   

丸尾末広原作の少女椿について感想を書く。
原作は読んだことがないけどアニメだけ見た。
これ今でも色あせてないぐらい名作だと思うんだけどBlu-ray化されてなくてとても残念。

あらすじ

貧乏な家の子供のみどりはある日病床の母が布団の中で死んでいることを知る。
そこで、椿の話を売っていた時に知り合った見世物小屋のおじさんを訪ねて行くあてのないみどりは
見世物小屋の一座で長く辛い生活を強いられることとなる。

映像が今思えばシャフトの不思議空間と通ずることもあるぐらいスタイリッシュ映像。
ただこのアニメ事態は92年公開なのでこちらのほうが先だ。
舞台設定が昭和13年設定なので今なら人権保護団体に訴えるられそうな見世物小屋がノスタルジー全開だ。
腕のない包帯男、蛇女、火吹少年、四肢が欠損してる男が見世物で働いてるのだから。
ひたすらこき使われているのはともかくみどりが可愛がっていた子犬3匹を容赦なく叩き殺すシーンがかなりきつい。
動物が容赦なく殺されるのはやっぱりきついものがある。

逆に、包帯男にみどりが襲われるのはなんの感慨も浮かばなかったけど。
でも、この頃って貧乏な家ほど子沢山なのってやっぱり貧乏だし時間もないし金をかけた遊びもできないし
ってなったらもう子作りぐらいしか楽しいことなんてないものと妙に納得。
そんな一座にワンダー正光と言う小人症を患っている西洋奇術師が一座にやってきて貧乏な一座が超人気な見世物小屋になる。
ワンダー正光は正真正銘のロリコンだったらしくみどりを大いに気に入る。

つかぬ間の幸せを掴んだに見えたみどりはワンダー正光と一緒に遠く離れた土地で暮らそうとした矢先
謎の暴漢にワンダー正光が襲われて死亡。
裏切られたと思ったみどりは絶望の縁に立たされて終了。

総評

この夢も希望もないラストで絶望とか言われている。
逆にあの最後で良かったと思う。
もし、あのままワンダー正光に付いていったらワンダー正光にあの十代にして生きる術を全部依存してしまう。
そう考えたらもう1度どう言う形であれみどりが自分の力で生きて行かなくなったほうが将来的には良いと感じた。

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